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夜想



透明な月は 輪郭だけをおぼろに残し

その冷たくも 力を持った光彩は

すべて私の 腕の中へと


私はそれを抱きしめて

逢えないひとを心に浮かべ

もし今 ひとりでいるのならと


私の香りが あるのならば

溶かし込んで さみしい窓辺へ

そう願うより他 何もできないまま


眠るあのひとの夢の中で

どんなふるまいができたのか

知るよしもなく 見上げる空の


星の瞬きと 同じくらいに

あのひとの 心の灯火を

震わすことができたでしょうか

そんなことが できるのでしょうか



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